このような症状はご相談ください

  • けが(外傷:切り傷・擦り傷・犬や猫に噛まれた(動物咬傷)・やけどなど)
  • 異物刺入(トゲや釘、釣り針が刺さった時など)
  • 指輪が抜けなくなった
  • 皮膚のできもの
  • 皮下腫瘤
  • 打撲
  • 捻挫 
  • 肛門から出血する、出っ張る、膿が出る
  • 足の血管が浮き出てきた、足がだるい、皮膚の色が黒くなってきた
  • 乳腺にしこりを感じる、検診で経過観察や要精査と書かれている
  • 足の付け根(鼠径部)が飛び出るようになった など

外科とは

外科のイメージ画像

外傷と呼ばれる切り傷や擦り傷、動物に噛まれた傷、やけどから、捻挫や打撲、皮膚のできもの(粉瘤、脂肪腫 など)といった病状に対して、傷の状況を判断し、切開や縫合などの処置を行っています。外傷による感染症を防ぐためには、早めの処置が重要です。けがをされて少し深いと思われる場合は、ご受診ください。その他痔や下肢静脈瘤、鼠径部の膨隆(鼠径ヘルニア)、乳腺腫瘤の精密検査も行います。

※けがの中で「出血している」「腫れている」だけではなく、「動かそうと思っても動かせない」「動かすと痛む」「変形している」などの場合は骨折や神経障害が疑われます。骨折や神経障害を合併している時は整形外科専門医の診察が必要になります。
その他、頭や顔のけがの場合はCTなどの画像の検査が必要になることもあります。
精密検査や専門医の診察を要すると医師が判断した場合は、当院の提携先の中から適切な専門病院をご紹介します。

当院でできる外科治療

痔にはいぼ痔、きれ痔、あな痔という一般的に使われる分類があります。それぞれ内痔核と外痔核、裂肛、肛門周囲膿瘍・痔瘻という医学的分類に対応しています。お尻が痛い、排便時に出血するなどの場合には、どの疾患であるかを判断して、治療を行って参ります。内痔核・外痔核に関しては切開排膿などの局所麻酔下での処置は当院で対応しております。

下肢静脈瘤

現在は圧迫療法をご紹介しています。

乳腺のしこり

超音波で検査させていただき、他の検査(マンモグラフィー、MRI、針生検)の必要性の有無を判断いたします。

おでき(感染性の皮膚・皮下腫瘤)

アテロームや毛嚢炎であることが多いです。自然に破裂して治癒することもありますが、痛んだり、臭い汁が出続けたりして不快なものです。大きくなるおできがありましたら早めにご相談ください。

鼠径ヘルニア

鑑別するべきものにリンパ節の腫れや、女性であればヌック管嚢胞は挙げられます。鼠径ヘルニアであれば、手術が必要になりますので、診断がつけば手術のできる施設をご紹介させていただきます。

擦り傷

表皮(皮膚の一番外側)がこすり取られ、はがれた状態にあるのが擦り傷です。傷自体は浅いのですが、皮膚の表面を擦ったことによって炎症が起こっており、しかも皮膚の浅い部分には神経が密に走っているので、傷が深いとされる切り傷よりもヒリヒリとした痛みが続くことが多いです。

擦り傷は軽度であっても適切な手当をしないと細菌などに感染して化膿することがあります。当院では感染の危険がないと判断した場合には湿潤治療も行っています。湿潤治療とは、「自己治癒能力」を最大限に生かす治療法であり、けがの治りが早く、痛みが少なく、しかもきれいに治るという特徴があります。

昔のように赤チンやヨードチンキなどでの消毒は不要とされています。シャワーや石鹸で洗浄することをおすすめしています。

切り傷

ガラスや刃物など鋭い器物による傷が切り傷です。日頃よく経験するけがの一つですが、損傷した組織の深さと幅により重症度は異なり、場合によっては、神経・腱・骨などまで損傷を受けていることもあります。
血管、神経、腱の完全な断裂をきたしているのであれば、緊急に顕微鏡下に縫い合わせる処置が必要になることもあり、整形外科や形成外科のある病院での処置が必要です。
傷口に土やサビなどが入っているのであれば、破傷風などの感染症の可能性も考えられるので、その際は抗生剤を投与したり、破傷風のワクチンを打って感染予防に努めることもあります。

血が止まらない場合には、縫合処置も行います。縫合処置は、局所麻酔を使用し、糸で縫ったり創傷閉鎖用の滅菌テープや医療用のホチキスを使って、患部を固定したりします。縫合をした場合は、1週間程度後に抜糸や抜鈎(ホチキスを抜くこと)が必要です。擦り傷同様、ご自身でシャワーや石鹸で洗浄していただくことをおすすめしています。
他院で縫合やドレナージなどの処置を受け、抜糸や管の管理が必要な場合も当院で診察させていただきます。

やけど

皮膚や粘膜が熱などの刺激で損傷している状態をやけど(熱傷)と言います。

皮膚の損傷度(I度~Ⅲ度)で分類されます。
表皮のみのやけどがⅠ度熱傷で、皮膚が赤くなるほか、ヒリヒリとした痛みがあります。またⅡ度熱傷は真皮に達するやけどで、赤みやむくみだけでなく、水ぶくれも生じるような状態を言います。
そしてⅢ度熱傷とは、皮膚が全層にわたりダメージを受けて白くまたは黒くなり、痛みを感じることはありません。

それぞれの治療法ですが、Ⅰ度熱傷の場合、炎症を鎮静化する軟膏の塗布になりますが、痛みが強い場合には痛み止めを処方します。Ⅱ度熱傷では、水ぶくれができますが、これは割らずに治療した方が治りは早いと言われます。もし割れてしまった場合は、シャワーと石鹸で患部を洗い、清潔にすることが大切です。また顔や陰部などをやけどした場合は、早急に皮膚科などの専門医を受診し、適切な処置を受けるようにしてください。同様にⅢ度熱傷となると、後遺症が残るリスクがあるため、高次医療機関を受診するように手配いたします。

医療法人社団NLC 西麻布ライフケアクリニック
〒106-0031
東京都港区西麻布4-4-3
フリーディオ西麻布1F
院長
池田 真美
診療科目
外科、消化器内科、訪問診療、往診、プライマリーケア、疼痛緩和、がん・セカンドオピニオン
メール
info@nishiazabu-lifecare.jp
アクセス
【電車でお越しの方】
東京メトロ日比谷線 「広尾駅」徒歩6分
東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「 六本木駅」徒歩10分
東京メトロ千代田線 「乃木坂駅」徒歩13分

【都営バスでお越しの方】
品97系統(新宿駅西口と品川駅高輪口)
黒77系統(千駄ヶ谷駅と目黒駅)「日赤医療センター 下」から徒歩3分、「西麻布」から徒歩2分
都01系統(渋谷駅と新橋駅)「西麻布」から徒歩5分 

【お車でお越しの方】
専用駐車場なし、近隣にコインパーキングあり
第2週土曜のみ 13:00~18:30
第1・3・4週日曜日のみ 13:00~18:30
休診日祝日
  • 訪問診療患者様は24時間365日対応
  • 訪問診療患者対応のため、外来診療時間中に医師が不在となる時間帯が発生することがあるため、受診前に予約のお問い合わせをお願いいたします。
  • 発熱外来は予約制です。発熱・咳・咽頭痛等の風邪症状のある方は、必ずマスクをご着用の上、来院をお願い申し上げます。
  • 上記以外の時間帯の発熱の際は、電話でお問い合わせください。
診療時間
9:00-12:00
14:00-18:30
予約優先往診応需発熱症状対応可オンライン診療対応